Educator

OmegaLand Educator 動作原理編 - 物質収支・熱収支

物質収支・熱収支パックとは

物質収支・熱収支パックは、主教材であるダイナミックシミュレータを活用したソフトウェアと、受講者が学習内容をより理解しやすくするためのワークブック、インストラクターが受講者にわかりやすく教えられるように開発されたインストラクター用スライドなどの副教材を含みます。
プロセスにおいて、設備内の物質収支・熱収支を把握することは設備設計の基本であるとともに日常の運転管理においても非常に重要なことです。 本パックは、燃焼プロセス(ボイラー)および簡易LNG基地プロセスを教材として用意しています。


対象プロセス

燃焼プロセス(ボイラー)

「燃焼プロセス(ボイラー)」においては、化学変化のとらえ方の基礎となる化学量論、および燃焼にともなう熱の発生とボイラーによるスチーム発生の関係から物質収支・熱収支を習得します。

燃焼プロセス画面例
簡易LNG基地プロセス

「簡易LNG基地プロセス」では、全体および各装置周りの物質収支から運転状態を俯瞰し、これらをもとにした設備全体の運転管理が物質収支に基づいて行われること、入手原料や製品需要に合わせた最適運転方法の立案方法について体感的に習得します。

LNGプロセス画面例

対象者と期待効果

現場経験が少ない製造オペレーター・プロセスエンジニア、あるいは製造現場と密接に関係する間接部門スタッフの方で、現場での考え方や活動について理解を深めたい方を主な対象としています。

  • 製造現場で日常的に使用する計算(化学量論・単位換算・プロセス流量など)について知識を得たい方
  • 製造プロセスでのコスト意識醸成、合理化についての基本を学びたい方