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OmegaLand Educator 動作原理編 - 伝熱

伝熱パックとは

伝熱パックは、主教材であるダイナミックシミュレータを活用したソフトウェアと、受講者が学習内容をより理解しやすくするためのワークブック、インストラクターが受講者にわかりやすく教えられるように開発されたインストラクター用スライドなどの副教材を含みます。


対象プロセス

温水プロセス

熱交換器における2流体間の熱の授受をまずシミュレータ操作によって体感的に理解することで、伝熱現象を工学的に応用した機器である熱交換器の考え方、これらを工学的に扱う上で重要である総括伝熱係数、平均温度差、伝熱面積の関係について学びます。

温水プロセス画面例

また、熱交換器の性能(伝熱量)を上げるにはどうしたらよいかという課題についてシミュレータ操作を行い考えることによって、運転条件が平均温度差や総括伝熱係数に影響を与えることを体感し、これらが熱貫流の考え方などの理論的な説明によって裏付けされることを通じて現象や既設機器への理解を深め、実際の熱交換器運転における運転上の留意点や設計について意識を高めます。

温水プロセス(Shell&Tube)画面例

対象者と期待効果

製造部門の方(製造オペレーター・プロセスエンジニア)が伝熱現象や熱交換器の工学的な取り扱いについて理解を深めることを想定しています。
さらに、メンテナンス部門の方(保全担当者・機械計装エンジニアなど)が製造設備やその運転について理解を深めることも目的としています。

  • ・伝熱現象の基礎、熱交換器について基本的な理論を学びたい方
  • ・実際の熱交換器について運転経験があるが、各種操作が及ぼしている影響について理解を深めたい方
  • ・製造現場にて取り扱っている熱交換器について、その機器能力や設計について理解を深めたい方