OmegaLandの概要
OmegaLand は、 統合ダイナミックシミュレーション環境
(Integrated Environment for Dynamic Simulation)の総称です。
OmagaLand は、安全、環境、省資源、省エネといった要請をバックグラウンドにかかえている業種を対象としています。 その活用範囲は多岐にわたります。
機能ごとにモジュール構造をとっており、目的に応じた組み合わせにより、最小限のコストで最大限の効果を生み出すことができるダイナミックシミュレーション環境です。
オメガシミュレーションは高い精度で臨場感にあふれた運転訓練システム、制御方式の検討および確認環境、プラント最適化および省エネ設計、およびオンライン運転支援機能(ミラープラント)を「モデリングとシミュレーション技術」を通して提供します。
OmegaLandには、ダイナミックシミュレーションに必要とされるプラントモデル、データベース、グラフィックなどのさまざまな機能が含まれています。ユーザーは、これらを組み合わせたシミュレーションを容易に構築することができます。
プラントシミュレータ Visual Modeler を OmegaLand のコア技術にしており、プラントレベルの詳細なモデル、大規模なモデルの取り扱い、高速なシミュレーションという Visual Modeler の特長はそのままです。
いろいろなプログラムとデータ交換できるしくみにより、 データの有効利用と同時に、複合的な機能の実現を容易にしています。 OmegaLand では ユーザーがモジュールを作成できるように、 モジュール間を接続するためのインタフェースが公開されており、開発キットが提供されています。 ユーザーが自ら機能モジュールを開発して、この環境に組み込むことも可能です。
クライアントサーバ構成のエンタープライズ機能(OmegaLand Trainer Enterprise)により、柔軟なシステム構成や、ソフトウェア・アプリケーション管理、訓練管理などの機能が提供されます。
OmegaLand のコア技術であるプラントシミュレータ。 徹底したモジュールアプローチを採用しており、複雑で大規模なプラントのダイナミックモデルが着実に、能率よく開発できます。
OmegaLand 全体の実行を制御するとともに、それを構成する機能、および、それらが使用するデータの管理を行います。
リアルタイムで利用可能なタグデータベース機能を提供します。 プロセスモデルの履歴データを貯えたり、計算機能によりデータを加工したりでき、スプレッドシート形式でタグの登録、編集が可能です。
エンドユーザーが直接操作することになる GUI (グラフィック・ユーザー・インタフェース)を 提供します。 横河電機(株)製 CENTUM VP のグラフィック環境と同じコンポーネントを使用していますので、DCS上のグラフィック とシームレスな関係が得られます。
シミュレーション実行を自動化する機能を提供します。 同様な操作を繰り返し正確に実行することができ、運転操作の検証に利用できます。 運転訓練システムに組み込んで、マルファンクションの発生を含む訓練シナリオを自動で実行することができます。
トレンドグラフ、ストリーム表、操作監視パネルの組み合わせにより、シミュレータ内の状態を監視したり、操作したりすることができます。
外部のサブシステムとの接続機能を提供します。 これにより、実機方式による臨場感あふれた運転訓練シミュレータを構築することが可能です。 また、実運転向けの制御ロジックの検証に利用することもできます。
運転訓練システムにおいて、インストラクターの操作や監視を制御するためのグラフィックユーザーインタフェースを提供します。
OLE/COM技術をベースにしたインタフェースの標準規格であるOPCのインタフェース機能を提供します。 OPCに準拠した他のシステムとの接続が容易にできます。
ユーザーモジュールを作成して OmegaLand 製品に接続するためのツールライブラリを提供します。
ユーザーが作成した機能モジュールです。 OmegaLand の他のモジュールとの接続インタフェースが公開されているので、容易に組み込むことができます。
RAM | 4GB以上 |
モニター | 解像度1280×1024ドット以上 |
ストレージ | 2GB 以上の空き容量 |
CD-ROMドライブ | インストールに必要 |
キーボード、マウス、 プリンタ |
下記OS で使用可能なもの |
グラフィックカード | DirectX 9相当のGPUで下記をサポートしていること - WDDM (Windows Driver Display Model) ドライバ - ピクセルシェーダー2.0 - 32ビット/ピクセル - 128MBグラフィックスメモリ ※ GRAPHIC Runtimeを起動させるPCには必要です |
音声出力機器 | サウンドボード、スピーカー ※ GRAPHIC で音声機能を利用するときに必要 |
ネットワーク環境 | LANボード、Ethernet ※ 複数台のパソコンで運用する時にはネットワーク環境が必要です。 |
OS |
Microsoft Windows 11 Pro Microsoft Windows 10 Pro (64bit) Microsoft Windows 10 Enterprise 2021 LTSC (64bit) Microsoft Windows 10 Enterprise 2019 LTSC (64bit) Microsoft Windows 10 Enterprise 2016 LTSB (64bit) Microsoft Windows Server 2022 Standard Microsoft Windows Server 2019 Standard Microsoft Windows Server 2016 Standard |
アプリケーション |
Microsoft Visual Studio Professional 2022 Visual C++ Microsoft Visual Studio Professional 2019 Visual C++ Microsoft Visual Studio Professional 2017 Visual C++ Microsoft Visual Studio Professional 2015 Visual C++ |
Microsoft Excel 2021 Microsoft Excel 2019 Microsoft Excel 2016 (*1) ※ GRAPHIC Builder、インストラクター機能を使用する際に必要です ※ 32bit/64bit版のいずれもご使用いただけます (*1) Excel 2016 の場合は 1712 以降のバージョンに更新してお使いください。 |
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Adobe Acrobat Reader DC ※ 製品マニュアル参照ソフトウェアとして必要 |
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