イベント情報
2004年12月 9日に、第2回 OmegaLand ユーザー会を開催しました。
今回のユーザー会は、 研究開発分野へのダイナミックシミュレータの応用に重点を置き、 企業においては生産技術部門や研究開発部門でプロセス開発や解析、プロセス運転検討に携わっている方々、大学や研究機関においてはシミュレータの研究への応用を検討されている方々に聞いていただきたい内容で企画しました。
プラントシミュレータ Visual Modeler で仮想プラントを構築して、研究や教育に活用されている先生方にお話ししていただき、 また、弊社からはこの11月に発売したばかりのモジュラー・モデリングツール VM-EQUATRAN を、デモを交えてご紹介しました。
多数ご出席をいただき、活発な情報交換とご意見をいただきまして まことにありがとうございました。
化学工学教育における IT ツールの活用と情報処理技術教育 東京農工大学大学院 共生科学技術研究部 助手 北島 禎二 氏 |
実際の実験装置の化わりに OmegaEduPack を利用した化学工学実験や VM を用いた大学院演習講義を紹介するとともに、 本学における情報処理技術教育の現状と課題について述べる。【 資料(PDF) 】 |
気相重合反応プロセスのモデル化と制御 東北大学大学院 工学研究科化学工学専攻 講師 吉田 雅俊 氏 |
撹拌型気相重合反応プロセスは、ポリプロピレンの製造に広く利用されているが、その安定化制御が課題となっている。 そこで、重合反応プロセスのモデルを構築して、その動特性を解析するとともに、安定操業するための制御システムの検討を行った。【 資料(PDF) 】 |
溶融炭酸塩型燃料電池 - ガスタービンハイブリッドシステムの動特性 名古屋大学 エコトピア科学研究機構 エネルギー科学研究部門 助教授 小林 敬幸 氏、 岩嶋 伸行 氏 |
溶融炭酸塩型燃料電池 -ガスタービンハイブリッドシステムのダイナミックシミュレータを構築し、当該システムの運用に必要な知見として、負荷変動、スタートアップ、シャットダウン、トリップ時の動特性を予め予測・評価する。【 資料(PDF) 】 |
マイクロ化学プロセスシミュレーション
および プロピレン冷凍機吐出圧制御性解析 京都大学大学院 工学研究科化学工学専攻 助教授 加納 学 氏 |
目覚ましい発展をみせるマイクロ化学技術の分野において、マイクロ化学プロセスの設計と運転に関する検討を進めるための基盤となるプロセスシミュレータを VM 上で開発する取り組みについて紹介する。 また、昭和電工株式会社および三菱化学エンジニアリング株式会社と共同で実施したプロピレン冷凍機吐出圧制御性解析の取り組みについて紹介する。【 資料(PDF) 】 |
事故防止のための安全情報教示システム 岡山大学 工学部システム工学科システム機能解析学研究室 谷 晋一 氏、 教授 鈴木 和彦 氏 |
Visual Modeler を用いて化学プロセスの安全性解析を行った。 Visual Modeler を用いることで、プロセスに潜在する危険性を抽出し、解析結果を利用したコンピュータ援用プロセス安全管理環境を構築した。 |
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