OmegaLand アップデート情報
OmegaLand 最新バージョンV3.7(Visual Modeler V3.7 を含みます)の リリース情報です。
OmegaLand V3.7では、主に下記項目を機能強化しています。
汎用熱交換器ユニット(HEATXB)およびそれと同じ機能を持つユニット(HXAIRなど合計14ユニットモデル)で、パラメータの指定により気相と液相の伝熱係数を個別に指定できる機能が追加されました。混相流体はその相率により伝熱係数が計算されます。
水と不溶ガスの気液平衡計算で、従来は水以外の成分のK値に大きな値を使用するロジックとなっていましたが、特定の条件で不安定になるケースが報告されておりました。この改善のため、水との相対揮発度を導入し計算の安定化をはかりました。
複数ユニットをコピーして貼り付けする際に、複製先のユニットごとの名称を表形式で指定する機能を追加しました。同様に複数のページをまとめて複製する機能を追加しました。これらにより、複数の同様なプロセスをモデル化する場合のエンジニアリングが効率化されます。
Visual Modelerのユニットライブラリのオプションとして、電力網機能を提供します。 Visual Modeler上で単線結線図に近いイメージで電力系統をモデル化し、プロセスモデルの回転機などの電力負荷や発電系統まで組み合わせたシミュレーションが可能となります。
360度写真上へのタッチターゲットやラベルを配置する際、既存ツールのマウス操作では位置指定のみが可能でしたが、移動・属性指定・位置揃え・削除などもエンジツールの上でマウス操作できるようになりました。
ビューリセットボタンを非表示にする機能、全体マップによる現在地と向きを表示する機能、マウスカーソルがターゲット上の場合にカーソル形状を変更する機能、地点間移動に時間を設定して移動中を表現する機能などが追加されました
外部LMSからネットワーク経由でEnterpriseの学習結果を収集するAPIが追加されました。
Windows IoT では Visual Studio がサポートされませんので、Visual Modelerのエンジニアリング環境が必要な場合は別途 Windows 11 Pro などをご用意ください
その他多くのバグフィックスや、機能改善が新バージョンに含まれています。
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