OmegaLand V2.7 SP2 の情報
V2.7のサポートは2020年6月に終了します。詳しくは こちら をご参照ください。
OmegaLand V2.7 SP2 で 強化されたモジュール
Visual Modeler
● 標準ユニットの機能強化
- 新規ユニットとして以下のユニットを追加しました。
転化率指定のホールドアップのない簡易反応器
液相での反応機能を追加したフラッシュドラム反応器
回転機の動力源を表現するドライバユニット
ガスタービンなどの動力源と、コンプレッサなどの負荷となる回転機を接続するシャフトユニット
- 棚段型の蒸留塔で、トレイやウェアなどのタイプを追加し、タイプ別の液流量の計算を追加しました。
また、フラッディング、ウィーピング等の計算機能を追加しました。
- バルブユニットの開閉時間を開動作/閉動作で個別に指定する機能を追加しました。
- 差圧計、温度差計に絶対値表示機能を追加しました。
● アドバンスソフト社の Advance / FrontNet / Γ(ガンマ) の機能を使用した、配管網解析機能 (オプション)
- Visual Modeler 上でガス配管網の解析を行う機能(オプション)が追加されました。
DB モジュール
- Visual Modeler のユニット名拡張に対応しました。
GRAPHIC モジュール
- Visual Modeler のユニット名拡張に対応しました。
- 入力表示コンポーネント、 グラフコンポーネント、 コントローラコンポーネント、 測定器コンポーネント、 バルブコンポーネント、 スライダーコンポーネント、 PIDフェースプレート などの機能強化、調整を行いました。
- トレンドコンポーネントに縦軸のスクロール機能とズーム機能、凡例位置が異なるレイアウト表示機能を追加しました。
- Runtimeバナーの画面メニューの各項目に別名表示とショートカット起動する機能を追加しました。
- ナビゲーションパネルのエクスプローラー表示に、ファイルのグループ化機能を追加しました。
- アラームサマリー画面の機能強化を行いました。
- グラフィックの背景色の指定や、ウィンドウ展開時の動作、カスタムフェースプレートの利用機能を強化しました。
- GRAPHICからのマルファンクション起動機能の強化を行いました。
- 複数モニターでの表示に対応しました。
ITK モジュール
- 流量計の標準マルファンクションとして、「固定異常値」オプションが追加されました。
- 初期状態保存時に、空白を含む名称を指定することができるようになりました。
- シミュレータの終了時に、 ITKに変更が行われていても保存の問い合わせをしない設定を追加しました。
- インストラクター用 GRAPHICの起動時に、起動オプションを指定する機能を追加しました。
- マルファンクション, インストラクター変数, 評価, シナリオの各機能に対し、タブページごとに定義内容を保護する機能を追加しました。
- セルフトレーニング実行機能ウィンドウの機能強化を行いました
動作環境の拡充
- 対応OSとして、Windows 10、Windows 8.1、Windows Server 2012 R2 を追加サポート
- 対応するCコンパイラとして、最新版の Visual Studio 2015 をサポート
- これまで対応OSとしていた WindowsXP、Windows Vista、Windows Server 2003 R2、Windows Server 2008 SP2 は サポート対象外となります